就業規則の意義

就業規則は、会社と従業員が共に納得して働くためのルールです。

会社の法律

人類が円滑に社会生活を送るために法律を作り出したのを同じように、会社も人が増えてきたらルールが求められます。もちろん10名以上が働く事業場では就業規則の作成・届出が義務付けられていますが、それだけではなく、会社のためのものでもあるのです。

価値観の共有

終身雇用制度が崩壊し、中途採用も増え、会社には色々な価値観を持つ人がいます。また、ITの普及により労働者の知識も向上してきました。就業規則は、会社の求める行動規範を示し、社員同士が価値観を共有するためのものでもあります。

労務管理の効率化

管理職によって判断基準が異なると、従業員からの不満につながってしまいます。不公平感を避けるためにはルールに基づいた画一的な労務管理が求められます。具体的かつ明確な就業規則がそれを実現するのに役立ちます。

トラブルの予防に

労務トラブルの対策に就業規則は必須といえます。

問題社員への対処

遅刻を繰り返す社員に減給処分をするとき、無断欠勤が続く社員を自然退職とするとき、会社にとって重大な信用失墜行為を行った社員を懲戒解雇するとき、規則があれば「規則だから」という理由で(もちろん規則自体に合理的な理由があることが必要です)、円滑に労務管理ができます。 しかし、規則がなければ「不当解雇だ」と訴えられてしまうかもしれません。裁判になれば、規則がないことは会社にとって大きく不利に働きます。

規則は会社と社員を守る

適切な就業規則は会社にとっても社員にとっても安心に繋がります。

社員にとっても何をしたらダメなのか分かりますし、他の社員に問題行動で迷惑を被ったときは規則に基いて解決につなげるできます。

実態にあった規則を

就業規則は会社の実態にあったものにする必要があります。 ひな形等をご利用の場合には、できない約束をしていないか、トラブル対策はできているか、十分に確認しましょう。

就業規則の作成は社労士に

就業規則の作成・変更は社会保険労務士の専門業務です。
規則の作成について考えている方は是非ご相談ください。